産後ドゥーラとは
ギリシャ語が語源の「ドゥーラ」は「他の女性を支援する経験豊かな女性」という意味で、産前産後の女性に寄り添い、日常生活のサポートをする産前産後ケアの専門家です。
子育て能力は本能ではありません。お母さん自身がいたわられ、優しくされ初めて赤ちゃんに目を向けることができるのです。
退院後、赤ちゃんとの生活に不安があるのはあたりまえのことです。
抱っこのし方からおむつの替え方、沐浴のし方、ちょっと疑問に感じたことなど。遠慮なく聞いてくださいね。
子育ての第一歩から安心して進んでいけるよう寄りそい、家事・育児など生活のさまざまな場面でのサポートをいたします。
※万が一の事態に備え、「ドゥーラ賠償責任保険」に加入しています。
つくば市の産後ドゥーラすとうけいこのプロフィール
1969年生まれ
つくば市在住
独身時代に製菓学校で洋菓子を学び、卒業後はフランス菓子店に就職。フランス菓子製造に携わりました。
結婚を機に退職。結婚後は夫、義母、義祖母との4人での生活がスタート。
義母、義祖母が畑で作ってくれた新鮮な野菜をたっぷり使ったお料理を心がけ、大家族の思い出と共に行事食やお料理、お菓子のレパートリーを増やしてきました。
(1998年に長女、2001年に長男を出産)
産後ドゥーラになったきっかけ
明治生まれの義祖母と昭和終戦前に生まれた実父母と義母。
新しい命の誕生を心から喜んでくれました。
そして、私の産後は
「昔から床上げ30日と言うように、産後は家の事は何もしないで寝ていて休むものだから、ゆっくり休んで良いんだよ。」
と言ってゆっくり養生させてくれました。
子育てに関しても積極的に関わってくれましたが、産後の私はそれを受け入れる事が出来ませんでした。
私自身人に頼ることに慣れておらず、自分で納得した子育てをしたいと思っていましたからなおさらです。
今思い返してみると、近くに友達も少なく孤独な子育てをしていました。
でも、それは周囲の人が悪いわけではなく、明治から今日まで発展してきた日本の歴史を考えると、
激しく変化した社会を反映して世代間のギャップが大きいのは仕方のないことだったのです。
そんなことを客観的に考える余裕もなく過ぎてしまった私の子育てですが、
母乳が思うように出ず、助産師さんに心も身体も救われ子育てに対して前向きになれた経験があります。
今の女性の出産事情は核家族化、親の高齢化で産後サポートが不足しているという問題もあります。
大人に近づいている娘の出産事情を考えた時、「私なら出来ることなら子育てが軌道にのるまで寄り添いたい」と強く思いました。
茨城県南・県西の出産事情は、転勤で孤独な子育てをして心細い方や、気軽にお願いできる方がいない方も多いかと思います。
身近な子育て経験者としてお役に立ちたいと思いました。
主人と義母、義祖母との同居の中で2人の子育てをし、家庭を優先させながら少しづづパートで働いてきました。
事務職や、調理師の資格を生かし福祉施設で働いた経験があります。仕事でも、家庭でも私のお料理で喜んでくださる方がいるのが私の何よりの喜びで料理を作って来ました。
4世代同居の生活の中で、『相手にどんな言葉で話したら伝わるのか?』
より良い関係を築きたくて「親業」をはじめ様々な角度からコミニュケーションを学んできました。
私の今までの経験から「心」と「身体」「毎日の食事」「もの」「ことば」は密接につながっていて、
ひとつずつ整えていくことで心が落ち着いていくことを実感しています。
お母さまの心に寄り添い、肩の力がぬけてほっとできるような、少しずつ生活や心を整えていくお手伝いをさせて頂きます。
幸せなお母さまと赤ちゃんが増えていくようにとの想いからドゥーラになりました。