「心」「身体」「食」「ことば」「もの」。これらは一見関連のないように思えますが密接につながっていて、私の中では切り離しては考えられないものです。

19年前。夫、義母、義祖母と暮らし始め子供が生まれ、それまでの私の人生とは比べられないほど確かな生きている実感、喜び悲しみ色々な感情を味わって来ました。
そんな生活の中で一つ一つに向き合う機会があり、私の中で一つづつクリアになり、はっとして腑に落ちた感覚があったのを思い出しました。

7年前。4世代同居となり、「もの」で溢れる家の中での生活から抜け出したくて 吉田 俊子先生の収納講座に参加。今考えると、なかなか自分の意見を言えない状況を変えたくて一大決心でした。時間をかけて一つ一つものと向き合う作業をした結果手にした、整理整頓された家の中と何とも言えない気持ち良さは今でも忘れられません。家の中に新しい風が吹き抜けたたようなすがすがしさでした。
ふと幼い頃「気持ちがごちゃごちゃする事があったな。」と思い出しました。それは「もの」がごちゃごちゃした(整理整頓されていない)家の中で、私の気持ちを聞いてもらえなかった、やり場のない悲しくてもどかしい感情だったと初めて分かりました。

そして4年前。年齢と共に体力の衰えを感じ、一念発起して筋トレを始めました。初めは【身体】が軽くなり、筋力が付いて来るのが分かり楽しかった。そして続けているうちに【気持ち】まで軽くなり、物事を前向きに考えられるようになったのです。
その気持ちの変化が、転職してドゥーラを目指す方向に動きだす一歩になりました。%e3%81%af%e3%81%aa-2

一昨年、小川原 智子先生のマクロビオティック料理に出会い、【食】を通して自分に向き合い、家族に向き合い少しづづ食卓が変わりました。気付くと、少しの事では揺れない【強い心】になっていました。イライラする事も、ひどく落ち込む事もいつの間にか無くなっていました。

そして同じ年。家の中での会話が気になって参加した御山 裕子さんの「美しい日本語」の講座に参加した後の気付き。自分の話す言葉を意識して、ほんの少し気持ちの余裕を持つことが出来ると、今まで気づかなかったような相手の【言葉】にならない心の動きに気付く事が出来ていました。そして、私はこんな風に相手を思いやり、心の交流が出来るような会話がしたかったのだと改めて気付くことが出来ました。

今関心を持っていることは【身体】。私には感情やメンタルに影響が大きく出やすいようです。
より健康になれるよう、日々日常生活で出来ることを実践中です。

こんな私の経験から、一つづつ整えていく事でお母さんの心が落ち着き、気持ちが満たされ、お子さまをより「かわいい!」と思えるようなことを発信していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。